マイレージプログラムの基本の「き」

どのプログラムを選べばいいのか

各航空会社で行っている「マイレージプログラム」。

JALだと、JALマイレージバンク。
ANAだと、ANAマイレージクラブ。

米国系だと、ユナイテッド航空なら、マイレージプラス。

デルタ航空だと、スカイマイル。

一番最初に悩むのは、様々なプログラムがありすぎて、またそれらが提携関係にあったりするので、どのプログラムを選べばいいのかが分からない…と言うコト。

そこで、まず「マイレージプログラム」の基本から考えてみます。

マイルの貯め方

まず1番肝心なのは、「マイル」の貯め方。

それぞれのマイレージプログラムによって貯め方は異なります。

ただ共通して言えるのは、貯め方の一番の基本は、“飛行機に搭乗してマイルを貯める”と言うモノ。

これが大原則。

なので、自分がよく搭乗する機会がある航空会社のプログラムや提携先のプログラムを選ぶと言うのが、原則になります。

主なマイルの貯め方は、こんな感じ。

飛行機に搭乗して貯める

マイルを貯める一番の基本。
ただ航空券には予約クラスと言うのがあり(エコノミークラスやビジネスクラスと言う区分とは別)、その予約クラスによってマイルの加算率が異なります。
また一部の航空会社では、予約クラスではなく、支払金額によってマイルが貯まると言う航空会社もあります。

ホテルに宿泊して貯める

マイレージプログラムからリンクが張られている大手ホテル予約サイトや大手ホテルチェーンから宿泊の予約を行ない、実際に宿泊してマイルを貯める

提携クレジットカードを利用して貯める

航空会社が発行している(もしくは提携している)クレジットカードを利用して、マイルを貯める

提携ポイントやポイントサイトから移行する

提携しているポイントもしくはポイントサイトを利用して貯めたポイントを、各マイレージプログラムのマイルへと移行して、マイルを貯める

もちろん、この他にもマイルの貯め方はたくさんあります。

コロナ禍後は、各社がマイルに注力しているので、マイルの貯め方も増えてきて、暮らしの中にマイルを貯められるコトが増えてきた感じ。

電気代の支払いであったり、銀行であったり、日系の航空会社なら特に、日々の暮らしの中にマイルを貯められる機会が増えてきた印象です。

そうした暮らしの中でも“マイル”。

それを選ぶのか、そうではなくて、やっぱり飛行機の搭乗をメインに据えるのか。

マイルの貯め方でも、プログラムの選択は変わってくるかと思います。

マイルの使い道は、やっぱり…

逆にマイルの使い方は、基本的に一番お得なのは、やはり特典航空券の発券。

貯めたマイルって、1マイル=1円相当で計算されがちですが、実際に特典航空券を発券すると、1マイル=1円相当以上の価値を生みます。

ただ最近は特に日系の航空会社で、様々なマイルの使い方が出てきているのもポイントです。

特典航空券は、まず空席がなければ意味がないですし(繁忙期はかなりの争奪戦です)、必要マイル数に到達していない場合は、何の価値も生みません。

特典航空券だけでなく、少額でも使い道があるのは、やはり大きいのです。

特典航空券に使う

メインの使い方で、一番、お得感のある使い方。
日系の航空会社だと、特典航空券で発券した国際線の航空券にも燃油サーチャージが掛かりますが、海外の航空会社だと無料になる航空会社もあります。

航空券が買えるポイントに移行する

航空券の支払いなどにしか利用できないポイントにするコトで、特典航空券へのマイル数が足りなくても、次の旅に備えるコトができます。
JALだとeJALポイント、ANAだとANA Skyコインと言う名称になります。

提携ポイントに移行する

各航空会社が提携しているポイントに移行するコトで、自分がよく利用するサービスでマイルを使うコトができます。

どうしても“マイル”と聞くと、貯め方に焦点が当たりますが、実は使い道って、結構、重要です。

と言うのも、日本人ってどうしてもお盆・年末年始に需要が集中するので、この期間は、なかなか特典航空券が取れないのが実情です。

そうなると、その他の使い道にも目を配っておくべきなのだと。

でも、難しく考えず、まずはそれぞれのマイレージプログラムの特徴を理解したうえで、自分に合ったプログラムを選べばいいのだと。

これから、このブログでは、そうした特徴を含めて、随時、お知らせしていきたいと思います。