2027年6月ごろにも正式加盟へ!
今までアライアンスには属さずにやって来た「フィリピン航空」が、「JAL」も加盟している「ワンワールド」への加盟に向けて覚書を締結したことが発表になりました。
正式加盟は、思いのほか早く、2027年6月ごろを見込んでおり、正式に加盟となると、16社目の航空会社と言うことになります。
3大アライアンスの中だと、一番、規模的に小さい「ワンワールド」。
近年、着実に加盟航空会社は増えていますが、アジア圏だと、
- JAL(日本)
- キャセイパシフィック航空(香港)
- マレーシア航空(マレーシア)
の3社しか加盟がなく、他の2つのアライアンスと比べると、大きく見劣りしている状態ですが、「フィリピン航空」が正式加盟となると、やや盛り返すことに。
まぁ、それでもまだまだスターアライアンス・スカイチームと比べると加盟航空会社の絶対数が少ないと言う状態は変わりませんが。
資本関係があるANAはどうする?
ここで気になるのは、「フィリピン航空」の資本関係。
実はANAの資本が入っており、現状、2019年に「フィリピン航空」の親会社に当たるPALホールディングスへ9.5%を出資済み。
現状、ANAの保有比率は4.11%ですが、それでも資本関係があるコトに変わりがなく、マイルやコードシェアなどでの提携もある状態。
「ワンワールド」には「JAL」が加盟しているコトから、今後、正式加盟となると、提携先がANAから「JAL」へと切り替わるのか。
それとも並列で行くのか。
順当に行けば、「JAL」との提携に舵を切るコトが予想できますが、最近のトレンドとしては、資本関係の変化でアライアンスの移籍が起きているのに対して、「フィリピン航空」の場合は、資本と提携でねじれが生まれそうな感じも。
因みに、現時点で「フィリピン航空」運航便でマイルが貯められるのは、
- ANA(スターアライアンス)
- アラスカ航空(ワンワールド)
- カタール航空(ワンワールド)
コードシェア便を含めても、そこまでワンワールドに近いかと言われると、ちょっと疑問符なので、どう転ぶのやら…
ただ「JAL」がマニラのサクララウンジを閉鎖したのも、「フィリピン航空」のワンワールド加盟を見越しての動きだったのかな?と思ってしまったり。
なんとかアジアでは残ったワンワールド
全然、予想していなかった「フィリピン航空」のワンワールド入り。
近年、資本の変化に伴うアライアンス移籍は増えていますが、それ以外となると、「ワンワールド」が地味に加盟航空会社を増やしている状態。
ただ「フィリピン航空」が来るとは…と言う感じ。
「JAL」的にも、フィリピンへの需要を協業できるし、北米~フィリピンもより一層、狙えることになりそうなので、大きなチャンスと言えそうですが、逆にANAとしては、資本参加までしておきながら、アライアンスはねじれ…と言う結果になると、資本参加の意味を問われそうな気も。
ただこれで東南アジアだとアライアンス未加盟の主だった航空会社がなくなるのかな…と言う感じになり(強いて挙げれば、バンコクエアウェイズだと中・長距離便がないので、ロイヤルブルネイぐらい…?)、「ワンワールド」としては最後の1枠に滑り込んだのでは…?とも。
あとは「スターラックス」を拾い、中国系が1社でも取れれば、まだ「ワンワールド」も繋がるかなぁ…と。


コメント