往復割引がなくなる!
香港を拠点にしている「香港航空」。
海南航空グループの航空会社で、マイレージプログラムもグループの「Fortune Wings Club」ですが、2025年7月1日以降発券分から特典航空券での必要マイル数の改定が発表になっています。
ひとまず、こんな感じ。
距離 | エコノミー | ビジネス | ||
片道 | 往復 | 片道 | 往復 | |
1-900 | 15,000 | 22,000 | 25,000 | 38,000 |
901-2,000 | 20,000 | 26,000 | 30,000 | 48,000 |
2,001-8,000 | 30,000 | 52,000 | 50,000 | 88,000 |
8,001-12,000 | 45,000 | 65,000 | 75,000 | 125,000 |
現行は、片道・往復で必要マイル数が異なる制度を採用しており、往復で利用すると結構、おトク感があったりするのですが、改定後は片道のみの設定になり、往復デイ利用する場合は、単純に2倍と言う計算に。
また距離区分も少し変わり、以下の通りの5区分になります。
距離 | エコノミー | ビジネス |
1-900 | 10,000 | 22,000 |
901-2,000 | 13,000 | 32,000 |
2,001-4,000 | 18,000 | 40,000 |
4,001-8,000 | 28,000 | 70,000 |
8,001-12,000 | 40,000 | 90,000 |
日本大部分~香港は、片道18,000マイルに
大体、香港を起点に考えると、
- 900kmまで…海口・ハノイ・台中・台北
- 901~2,000km…鹿児島・那覇・北京・成都・重慶・南京・西寧・バンコク・チェンマイ・ヴィエンチャン・ダナン
- 2,001~4,000km…成田・新千歳・仙台・中部・関空・福岡・熊本・ソウル・プーケット・デンパサール
- 4,001~8,000km…ゴールドコースト・シドニー・マレ
- 8,001km~…バンクーバー
鹿児島と那覇以外の日本からだと、2,001~4,000km区間。
現行だと、エコノミー片道25,000マイル、往復38,000マイル。
ビジネス片道35,000マイル、往復58,000マイル。
これが改定後は、エコノミー片道18,000マイル、往復36,000マイル。
ビジネス片道40,000マイル、往復80,000マイルに。
エコノミーだと片道なら7,000マイル減。往復でも2,000マイル減ですが、ビジネスだと片道5,000マイル増、往復だと22,000マイルの大幅増と言うコトに。
結構、変動が大きいですね。
ただ…
「香港航空」のWebサイトには掲載されているのですが、グループの親元である「海南航空」上だと未掲載なんですよね、これ…
*ちなみに、香港航空の単位はマイルではなくポイントですが、本記事内では分かりやすくマイルで表記しています。
香港航空はアリなのか…?
「香港航空」って、何気に安い航空券を出してくるコトが多くて、いつも利用の候補に挙がる航空会社だったりします。
だけれども、どうしてもマイルをプラスして考えると弾かれちゃう…
「Fortune Wings Club」は海南航空グループ各社でマイルの利用・加算ができる。
しかもアラスカ航空・エティハド航空・ヴァージン・オーストラリア航空との提携もあるんですけれどね。
なんか気が乗らなくて。
ただこの必要マイル数の改定は、アリかな…と、正直、思います。
香港までなら片道18,000マイル。
日系航空会社との提携がないのは痛いですが、24ヶ月以内に増減があれば、実質無期限でマイルを貯められるので、まぁ、のんびりでOKですしね。
ただ…
それでも2年間で利用があるか?と言われると、ビミョーな感じなのですが。
そもそも「香港航空」はLCCじゃなくて、フルサービスキャリアですが、最近、LCC化していますしね。
やっぱりLCCの香港エクスプレスを手放したのは痛い…
でもコロナ禍で立ち直れないだろう…と思っていたのですが、最近、また路線網を拡大させているのは、ちょっとびっくり。
着陸料未払い。
長距離路線撤退。
そんな状態だったのに、また長距離路線の運航を再開していますからね。
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