ハワイアン航空のバイマイルはかなりおトク?
ハワイアン航空のバイマイル
ハワイ・ホノルルを拠点にしている「ハワイアン航空」のマイレージプログラムであるハワイアンマイルズが、バイマイルキャンペーンを実施中です。
最大で100%のボーナスマイルと言う太っ腹なキャンペーンですが、ひとまず詳細は、こんな感じになっています。
- 対象期間|2024年11月1日~11月16日18:59(日本時間)
- 内容|3,000マイル以上の購入で100%のボーナスマイルを付与
- 3,000マイル購入…75US$→合計6,000マイル
- 5,000マイル購入…125US$→合計10,000マイル
- 10,000マイル購入…250US$→合計20,000マイル
「ハワイアン航空」のバイマイルは、1,000マイルで25US$から。
その後も1,000マイルをプラスするたびに、25US$が増えると言う感じになっていて、100,000マイル購入すると2540US$(購入に際しては、この他に手数料が必要になります)。
アラスカ航空に移行が可能!
で、この「ハワイアン航空」のバイマイルですが、ポイントは、「アラスカ航空」による買収が行なわれ、「アラスカ航空」のマイレージプログラムである「MileagePlan」へ1:1の等価移行ができると言うコト。
現在の「MileagePlan」の提携航空会社は、こんな感じ。
- ワンワールド加盟航空会社
- 北中南米エリア
- ポーターエアラインズ
- LATAM
- ヨーロッパエリア
- エアーリンガス
- コンドルエアー
- アイスランド航空
- オセアニアエリア
- エアータヒチヌイ
- アジアエリア
- 海南航空
- 大韓航空
- オマーン航空
- シンガポール航空
- スターラックス航空
ワンワールド加盟航空会社にはJAL・キャセイ・マレーシア航空が入っているので、アジアでは結構、無敵感があるかも…ですね。
で、アジアからの必要マイル数は、こんな感じ(アジア太平洋域内・アメリカ・欧州・中東・アフリカエリアへの必要マイル数)。
区間マイル | エコノミー | プレエコ | ビジネス | ファースト |
---|---|---|---|---|
~1,500 | 7,500マイル~ | 10,000マイル~ | 15,000マイル~ | 22,500マイル~ |
1,501~3,000 | 25,000マイル~ | 32,500マイル~ | 50,000マイル~ | 75,000マイル~ |
3,001~5,000 | 30,000マイル~ | 40,000マイル~ | 60,000マイル~ | 90,000マイル~ |
5,001~7,000 | 37,500マイル~ | 50,000マイル~ | 75,000マイル~ | 110,000マイル~ |
7,001~10,000 | 42,500マイル~ | 55,000マイル~ | 85,000マイル~ | 130,000マイル~ |
10,000~ | 65,000マイル~ | 85,000マイル~ | 130,000マイル~ | 195,000マイル~ |
こんな感じです。
それぞれ片道の最低必要マイル数。
セーバー特典なので、セーバー特典で残席がなくなった場合は、必要マイル数がプラスになります。
片道1回は、最大14日間までのストップオーバーが可能。
提携航空会社利用の場合は、片道発券1回につき12.5US$の手数料が必要。
短距離区間が異様におトク!
この「アラスカ航空」への移行を前提にどう捉えるか。
何と言ってもアジア・太平洋エリアでお得感があるのは、1,500マイル以下の区間。
この短距離区間だと、エコノミークラスで7,500マイル。
ビジネスクラスにしても、15,000マイル。
具体的にどんな路線が該当するのか…と言うと、こんな感じ。
- 日本国内線
- 日本~韓国・台湾・中国の東側(福岡からならば香港も可能)
- 香港~東南アジア(クアラルンプール・シンガポールは圏外)
- シンガポール~東南アジア
こんな感じでしょうか。
さらにお得感があるのは、14日以内のストップオーバーが可能と言う点なのもおいしいですよね。
ストップオーバーは日本国内線でも可能なので、羽田→福岡→那覇とかも可能。
エコノミークラスの往復で7,500×2=15,000マイル。
今回のボーナスマイルを考えると、8,000マイル分を購入すればOKなので、200US$。
30,000円程度って感じですね。
30,000円でフルサービスキャリアを使って台北まで往復できると言うのは、どう考えてもお得ですね。
発券手数料はかかりますが、燃油サーチャージは一部の航空会社(ブリティッシュエアウェイズ・アイスランド航空・海南航空・スリランカ航空(スリランカ発のみ)など)は不要なのも、今のご時世では大きい感じですし。
提携航空会社も多めが嬉しい。
逆に寧ろ、参加しない手はないのでは…?と言うレベル。
懸念事項としては、やっぱり円が弱くなってしまっていると言う点でしょうか。
あとはやっぱり短距離区間で利用する気がないのであれば、ナシですけれどもね。
1,500マイル以上の区間になると、一気に跳ね上がるのが、残念。
関空から香港なんて、1,548マイルなので、わずかに1,500マイル以上になってしまって、一気に必要マイル数が上がりますからね…
ただ提携航空会社もワンワールド以外でも豊富。
しかも提携航空会社がまだ少ない台湾のスターラックス航空との提携があるのも、嬉しいところ。
「アラスカ航空」に流すのを前提に、今回のバイマイル、参加するのはアリですね。
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