ユーロスターに続く鉄道事業者との提携!
先日の記事で、「ユーロスター」が2025年春から「スカイチーム」と提携開始する記事を書きましたが、今度は、イタリアの「トレニタリア」とも提携するコトを発表しました。

「トレニタリア」は、イタリア国鉄の業務を引き継いだ民間の鉄道会社。
イタリア国内はもちろんのコト、ヨーロッパ各地との国際列車も数多く運転している鉄道会社。
「フレッチャロッサ」・「フレッチャルジェント」・「フレッチャビアンカ」と言った高速列車で知られていますが、今回の提携は、「フレッチャロッサ」でイタリア全土へのアクセスを「スカイチーム」が提供するようになると言うモノ。
スカイチームメンバーのフリークエントフライヤーは、対象の鉄道の旅でマイルも獲得できるようになり、「トレニタリア」のろおやりてぃプログラム会員も、スカイチーム加盟航空会社の対象フライトでポイントが獲得できるようになるとのコト(使用も可能になるとのコト)。
ITAエアウェイズが移籍しても大丈夫?
「ユーロスター」に加え、イタリアでも鉄道との提携へ。
「スカイチーム」が鉄道との提携を進めた感じ。
「スカイチーム」のヨーロッパ内での加盟航空会社は、
- エールフランス
- KLMオランダ航空
- エア・ヨーロッパ
- チェコ航空
- ITAエアウェイズ
- スカンジナビア航空
- ヴァージン・アトランティック航空
になっていますが、イタリアだと「ITAエアウェイズ」(旧アリタリア航空)が加盟しているので、被る感じ。
ただ「ITAエアウェイズ」は、スターアライアンス加盟航空会社のルフトハンザの支援を受けている関係で、今後も「スカイチーム」に留まるのかは不明な状態なので(おそらく、移籍するかと思うけれど)、そうなると「トレニタリア」の路線網と言うのはかなり役に立ちそうな感じですね。
それを先取りしたのかどうかは不明ですけれどね。
域内単距離フライトの廃止がきっかけ?
「ユーロスター」・「トレニタリア」と続くと、さらにこの先にも可能性があるのかな…なんて思ってしまうけれど。
やはりこの動きは欧州域内の短距離フライトを廃止しようと言う流れが後押ししているのかな…と言う感じがしなくもないですね。
そうであれば、今後も欧州域内の鉄道事業者との提携があり得ると言うコトにはなりそう。
逆に、まずは欧州域内から…と言う話になり、それ以外のエリアはまだまだ先になるのかな…とも。
「スターアライアンス」も「スカイチーム」も、続々と提携をスタートさせているけれど、「ワンワールド」は完全に出遅れたなぁ…とも。
元々、欧州域内でも加盟航空会社が少ないだけに、先手を打つべきだったように思うんですがね。
はたして次に航空アライアンスと提携を結ぶ鉄道事業者は、どこになるんだろうなぁ…
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