最小50マイルからマイルの移行が可能に!
「アラスカ航空」グループによる買収がひとまず完了した「ハワイアン航空」。
マイレージ面でも、相互交換の対応をスタートさせました。
「アラスカ航空」のマイレージプランと「ハワイアン航空」のハワイアンマイルズの間で、移行比率は1:1の等価での交換が可能に。
但し、最小移行マイルが50マイル。
移行に関して、手数料は不要。
ただ同一名義のアカウントのみが対象になります。
最大72時間後には反映されるとのコト。
実際に、経営統合の全プロセスが完了するまでは、まだ日にちが掛かる見込みですが、このマイルの相互交換のスタートによって、統合が完了しなくても利用者としては実質的に不利益がなくなる感じがしますね。
ハワイアンは、ワンワールド加盟航空会社ではない
「JAL」のユーザーであれば、これまでも「アラスカ航空」・「ハワイアン航空」ともに提携がありましたから、別に今回の話題も、全然、影響なしと言う感じではありますが。
そして、マイルの相互交換が可能にはなりましたが、「ハワイアン航空」自体はまだブランドとして存続しているので、ワンワールド加盟航空会社ではありません。
なので、上級ステータス保持者の特典などが受けられる訳でもない状態のままなのは、忘れちゃいそうなポイントとは言えそうですかね。
あと、注意点としては、マイルの獲得では相互交換が可能になりましたが、特典航空券の部分では未対応なままなのも、注意でしょうか。
まぁ…
そもそも日本在住者だと、そこまでマイレージプランやハワイアンマイルズでマイルを貯めていると言う人は、多くないでしょうが(バイマイルやスターラックス航空の搭乗でマイルを貯めるのをメインで、マイレージプランを保有している人はいそうですけれどね)。
最終的にはワンワールドのネットワークが拡大に
最終的に、「ハワイアン航空」が完全に飲み込まれるのが、2025年か2026年。
その時点で、ワンワールドの路線網に「ハワイアン航空」の路線網が加わる訳ですが、加盟を目指している台湾の「スターラックス航空」も、加盟申請が早くに行われれば、同時に加盟と言うコトもあり得るのかな…と。
「オマーン航空」の加盟も控えているし、少しずつですが、ネットワークを広げている感じ。
ただ…
それでも、他の2つのアライアンスと比べると見劣りするのが実情でしょうか。
そろそろ「LATAM」脱退後に空白になっている中南米エリアの加盟航空会社も欲しいですし、アフリカも欲しいところですけれどもね。
もう加盟航空会社を伸ばしていく時代でもないので、緩やかに増えていくだけなんだろうなぁ…(それも増えているのは、ワンワールドばかりと言う感じですが)。
コメント