8月末で提携は終了に!
「ANA」は、2024年8月31日を以って、スターアライアンスを脱退し、翌9月1日からスカイチームに加盟する「スカンジナビア航空」とのマイレージでの提携を終了するコトを発表しました。
具体的な流れは、こんな感じ。
- スカンジナビア航空搭乗によるマイルの積算…2024年8月31日まで
- スカンジナビア航空搭乗によるマイルの事後登録…2024年9月30日まで(Web受付分)
- スカンジナビア航空利用の特典航空券…新規予約は2024年8月31日まで
- 特典航空券の発券後であれば、同日以降も利用可能(但し、変更は不可・有効期限内であれば払い戻し可能)
- スカンジナビア航空搭乗時のプレミアムメンバーサービス…2024年8月31日搭乗分まで
事後登録などは、一応、9月30日まで受付されていますが、10月1日以降は、ANAでは一切、対応できなくなるので、かなり日程にゆとりを持たせて申請をした方がベターですね。
コードシェアでの提携は、今後もアリ
一応、「ANA」と「スカンジナビア航空」とは、コードシェアによる提携は残るので、ANA便名による搭乗であれば、マイルの積算は可能になるかと。
ただ「スカンジナビア航空」が加盟するスカイチームは、日本国籍の加盟航空会社がないので、マイルでの提携も残る可能性があるのかな?と思っていたのですが、やっぱり交渉が失敗した感じなのかな?と。
「ANA」としては、羽田~ストックホルム線を開設するコトもあって、提携を残したかった感じもあるのでしょうが。
ってか、発表が急だなぁ…と。
9月1日のアライアンス移籍まで1ヶ月と言うタイミングでの提携終了の発表。
まぁ、そこまでギリギリ、交渉が行われていたと言うコトなのでしょうが、今、予約を持っている人からすれば、ちょっと遅すぎるのでは…?と言いたくもなりますね。
北欧はJAL-フィンエアーが有利になるのか?
「スカンジナビア航空」とのマイルでの提携終了。
ライバルのJALは、ワンワールドに加盟しているフィンエアーとの提携がありますから、「北欧」と言うエリアで見れば、「ANA」がやや弱含みと言う感じになりますね。
もちろん、「スカンジナビア航空」じゃなくても、スターアライアンス加盟航空会社が、北欧全体には就航しているので、そこまで影響を受ける人が多いとは思わないですけれどもね、日本在住の人にとっては。
スターアライアンス創立メンバーの「スカンジナビア航空」。
経営再建のためのアライアンス移籍と言う結果になりましたが、今後も、こうした形での移籍は出て来るんでしょうね。
そうした時に、個別提携が残るかどうか。
LANグループがワンワールドを脱退した時は、ほとんどの主だったワンワールド加盟航空会社との個別提携が残ったのとは、対照的な結果になった感じですね。