欧州線4路線でダブルマイルキャンペーン!
「JAL」がヨーロッパ線を対象に、ダブルマイルキャンペーンをスタートさせました。
ひとまず詳細は、こんな感じ。
・キャンペーン登録期間|2024年7月25日~8月31日
・対象搭乗期間|2024年10月27日~2025年2月28日
・対象路線|
・羽田~ロンドン
・羽田~パリ
・成田~フランクフルト
・羽田~ヘルシンキ
・対象運賃|JMBフライトマイル積算対象予約クラス
JALマイレージバンクのフライトマイル積算対象運賃・予約クラスであれば、もれなくダブルマイルになると言うので、かなり間口が広いキャンペーンと言うコトになります。
キャンペーン登録が必要で、自動で登録にはならないので、もしこの対象期間内にヨーロッパ線に飛ぶ・予約をする可能性がある方は、早めに登録だけはしておきましょうね。
因みに、運賃的に対象外なのは、JALダイナミックパッケージなどの団体運賃と言うコトになりますので、こちらも合わせて要注意と言う感じですね。
フライト距離が長いので、効果も絶大!
日本からヨーロッパまでは、距離も長いのでダブルマイルになると、かなり大きな効果が出ます。
まぁ、あまりいないと思いますが、エコノミークラスの普通運賃「Y」クラスでヘルシンキまで往復すると、片道の通常マイルは5,229マイル。
これが、10,458マイルになると言う計算。
往復すると、20,916マイルになるので、やっぱり大きいですね。
これだけでどこかに飛べちゃう感じ。
対象搭乗期間も秋終わりから冬の半ばまで。
ちょっとヨーロッパ的にはシーズンオフと言う感じですが、10月下旬~11月ならば、まだそこまで寒さも厳しくないですし、クリスマスに向けたイベントとかもありますし、悪くないのかな…と。
逆に真冬であれば、北欧に行けば、オーロラが見えるかも知れませんしね。
ANAへの対抗でしょうかね?
まぁ、ヨーロッパもシーズンオフですしね。
その需要喚起と言う側面はあるのでしょうが、それ以上に、ANAが羽田発着枠の拡大を利用して、ミラノ・ストックホルム・イスタンブール線を開設する方の対策の方が大きいのかな?と言う感じも。
「JAL」は何気に今、ヨーロッパ線はこの4路線しかない状態。
それに対して、ANAは随分と路線網が広がりましたからね。
ただ対策してはアリなのでしょうが、いつまでもダブルマイルを続けられる訳でもないから、やはりそろそろ「JAL」も路線網を増やすべきなのでしょう。
ネックになるのは、やはりロシア・ウクライナ情勢。
これが解決しない限り、ただでさえ長いフライト距離が、より長くなってしまっているので、元が取りにくい状態になっているのは、明らか。
そして「JAL」の場合は、ヨーロッパの提携先のハブ空港で乗り入れがないのは、イベリア航空のマドリード・バルセロナぐらい。
さすがに日本からだとスペインへの需要は強くなさそうだし、この提携先がないのは、つらいでしょうね。
提携がなくても路線が維持できるのは、どこなんだろう…と言う気はしますけれど(アムステルダム・ミラノ・ローマとか…?)。
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