コネクトメンバーから昇格!
3大航空アライアンスの1つで、日本の「JAL」も加盟している「ワンワールド」ですが、新たに「フィジー・エアウェイズ」が正式に加盟するコトが発表になりました。
既に「フィジー・エアウェイズ」は、2018年12月からコネクトパートナーとして「ワンワールド」メンバーにはなっていましたが、コネクトメンバーはあくまでも限定的な位置付けで、加盟航空会社全社との提携がない関係だったりしますから、正式メンバーへの移行で、今まで以上に関係が強化される形になります。
既に「フィジー・エアウェイズ」はコネクトメンバーなので、正式加盟までの道のりは短め。
今後、12ヶ月以内に移行が完了する見込み。
さらに子会社の「フィジー・リンク」についても、アフィリエイトメンバーとして「ワンワールド」に加盟するコトも、併せて発表になっています。
拡大するワンワールド
アライアンスの中では最も規模が小さな「ワンワールド」。
今回の「フィジー・エアウェイズ」の正式加盟で15社に加盟航空会社が広がるコトに。
ただ、直近では2021年にアラスカ航空が加盟。
さらに2024年中にはオマーン航空が正式に加盟する見込みで、少しずつですが、加盟航空会社が広がっているアライアンスでもあります。
オセアニアエリアは、カンタス航空が加盟しているだけにかなり強いアライアンスですが、太平洋諸国にある航空会社の中で、3大アライアンスに加盟している航空会社は、現状、皆無なだけに、カンタス航空と併せて、より強いネットワークができそうな感じがしますね。
ただ…
拡大はしているけれども、やはり規模間では他の2つのアライアンスに見劣りがしてしまうのが残念なところ。
特にアジアが弱すぎて…
太平洋諸国へは充実しているけれど…
正直、そこまで大きな変化はない。
そもそも既にコネクトメンバーですし。
さらに太平洋諸国の航空会社の中では、規模がありますが、それでもオセアニアエリア以外だと、
- 成田
- 香港
- シンガポール
- バンクーバー
- ロサンゼルス
- サンフランシスコ
- ホノルル
への路線があるぐらいですからね。
ただやはり太平洋諸国への路線網は、結構、充実しているので、今後、もうちょっと中・長距離路線が増えてきたら、おもしろい存在になるのかもなぁ…と。
ただやはり成田線は週2往復での運航なのが、ちょっとネックですよね。
やはり週4往復ぐらいないと、利便性的には低い路線になっちゃいますから。
その辺りも「ワンワールド」への正式加盟で、少しずつ変わって行けば良いですけれど。
そして、これでコネクトメンバーがゼロに。
やっぱり中途半端で広がりが見られなかったですね。
今後も、コネクトメンバーとして加盟する航空会社って、あるんだろうか…?